二人の学術研究者がマレーシア留学の魅力に気がついた。
英語を学ぶ、英語を使う事の意義を語る
◆マレーシアは英語学習の初心者が英語を使う場として最適な場所である。
英会話を最短で身に着ける方法は「使うこと」 どこで使うのか。
留学先で使う事が最も密度が濃く頻度が高い。
確かに、英語100%の環境であれば自然に英語に慣れる。
しかし、英語圏のネイティブは留学生の話し相手になってくれるのか?
なぜならば、英語圏のネイティブにとって留学生との会話はスピード感が無く、話し相手として有意義な時間は長続きしにくいから。
マレーシア基本情報
■民族構成
基本的には、マレー系 60%、中華系 30%、インド系 8%、その他。中華系やインド系はマレーシア育ちで2世とか3世のことです。
■言語
マレー語、広東語やタミル語(南インドの言語)など様々な言語が使われていますが、共通して使われるのが英語です。とくに、クアラルンプールなど都市部で英語が通じないことはほとんどありません。マレーシア人の英語力は日本人の英語力の数倍と言われおり、アジアの国の中ではトップクラスです。マレーシア人特有な言い回しやアクセントなどもありますが、「世界の英語」を学ぶには最高の場所かもしれません。マレーシアでは実践的な英語経験を積むことができます。
■治安
治安は安定しており、良いと言えるでしょう。2016年の世界平和度指数ランキングでは世界第30位となっています。(日本9位、オーストラリア15位、韓国53位、アメリカ103位、中国120位)。ドアに鍵をかける・車内の見えるところに荷物を置かないなど、一般的な防犯対策をしていれば大丈夫です。ひったくりや置き引きなど、海外なので自己防衛策は必要です。
■気候
年間の平均気温は27℃と、一年中を通して温暖な気候です。3月~5月、10月~12月が雨季でそれ以外が乾季となります。
■交通情報
主な交通機関は、電車とバス、タクシーになります。電車は、モノレールや地下鉄もあり非常に先進的であり、便利で快適です。
■あそび お祭り
祝祭日 特別なことが行われ、セールなど祝日は楽しめます。マレーシアは多民族国家なので祝祭日(お祭り・イベントなど)がとても多いです。たとえば、2月にはチャイニーズニューイヤー、5月にはウェイサックデー(仏教の記念日)、8月には国家記念日、10月にはディーパバリ(ヒンズー教の光のお祭り)があります。もちろん12月にはクリスマスがあります。祝祭日やイベントを事前に調べておくと楽しいかもしれません。
マレーシア留学のメリット
■.欧米やオーストラリア留学に比べ留学コストが低く抑えられる!
コストは欧米などへの留学と比べて、約半額ほどで済みます。マレーシアの物価に関しては、2015年4月1日からGST(消費税)が導入されましたが、生活必需品や公共交通機関などは日本と比べると70パーセントほど安いです。
■多民族国家であり、様々な人と出会うことができる!
マレーシアは世界中から沢山の人々が集まってきています。こういった環境で生活していくことによって、自然とあなたを国際的な感覚をもったグローバル人材へと成長させていくことでしょう。
■非常に発展しており、便利で住みやすい
マレーシアの首都クアラルンプールには多くの高層ビルが立ち並んでいます。また市内には地下鉄やモノレールも走っており、とても便利で快適です。ショッピングモールも数えきれないほどあり、ショッピングに困ることはほとんどありません。モスク、チャイナタウンやリトルインディアなど、多民族国家特有の珍しい町並みを見ることができます。ツインタワーやヒンズー教のバトゥケイブなどメジャー観光スポットも多いです。
■フィリピン留学とマレーシア留学の違いを比較
・マレーシア留学の魅力1:自由度が高い
フィリピンとの違いは自由度の高さが一番大きいです。フィリピンの学校のほとんどはスパルタなカリキュラムが組まれており、夜は外出禁止など非常に厳しい規則があるのに対して、マレーシアの語学学校は非常に自由です。放課後の時間を有意義に過ごすことができます。
・マレーシア留学の魅力2:英語に“自然”に慣れる環境がある
英会話をマスターするには普段から英語を使うことが大切です。買い物をしたり、食事を注文したり、友人と世間話をすることによって英語を使う“プレッシャー”から開放されます。教室以外で英語を使うことが英会話上達の近道です。
■大学への進学留学
マレーシアの大学留学の一番の魅力はなんといってもこのツイニングプログラムです。 これは、例えば、マレーシアで2年間勉強し、その後1年間オーストラリアやイギリス等の大学で勉強することで、そのオーストラリアやイギリスの大学の卒業資格を取得できるというものです。 マレーシアにいる2年間はマレーシアの大学に学費を払い、最後の1年だけオーストラリアやイギリスの大学へ払うため学費を格段に安く抑えることができます。
■語学学校へ留学
90日未満の留学を希望される方は学生ビザ申請不要。
1ヶ月前にお申込を。
90日以上の留学を希望される方は学生ビザ取得が必要。
出発の3か月前から留学の準備を始めて下さい。
■先ずは留学相談
予定留学時期、希望留学期間、希望コース、学校を決めましょう。
※年齢(学生ビザ発行可能年齢:35歳以下)
■マレーシア渡航前の予防接種に関して
特に長期滞在の方は早めに受診し、免疫をつけた形で渡航できるようにしましょう。
■月の生活費の目安
5万円~10万円ほど (家賃、食費光熱費、交通費等)
■クアラルンプールの環境は?
近代的なオフィスビル群や、緑豊かな公園、イギリス占領時代の頃の建物などが並ぶ歴史的な街です。また、市街地ではショッピングモールもたくさんあり、非常に便利です。
◆ 短期でも成果が残る留学の視点 ― 日本で英語をマスターするのが難しい理由 ―
1.英語を使う機会がない。英語で話す機会が少ない。
2.ネイティブの発音が絶対だと思っているので、自分の英語力(発音)に自信がない。
3.英語で間違えるのが怖い。
― アメリカ・カナダ・オーストラリア留学の難しさ ―
1.ネイティブと比べて英語力に差がありすぎるので、何を言っているのか分からずに混乱する。
2.自分の英語に自信がなくなる。文法の間違いや発音の下手さなど、悪いところばかり目立つ。
3.英語を日常で使わない。先生以外のネイティブと話す機会が少ない。
4.西洋文化が合わない。個人主義のなど習慣や考え方も違うので、生活や友達を作るのも難しい。シャイで相手が誘ってくるのを待っているタイプだとあまり相手にされない。
― マレーシア留学のメリット ―
1.英語を使う機会が多い。マレーシア人は外国人と英語を使いたいと思っているので、英語を話す機会が自然と増えてくる。
2.第二言語で英語を話すマレーシア人の英語はシンプルで理解しやすい。「相手に伝える為の英語」を話す。発音も大事だが、発音だけがすべてではないことを理解している。
3.明るい文化・親日国家など日本人・外国人に興味を持っており、すぐに英語を話す相手が見つかる。
4.同じアジア文化なので考え方や習慣も近い。住みやすい。
5.自分の英語力に自信を持てる。第二言語で英語を使うマレーシア人は話すのは上手だが間違えも多い(文法など)。マレーシア人の英語を聞いているうちに、「間違えてもいいこと」に気づく。
6.いろいろな英語(ネイティブ以外の英語)を聞くチャンスがある。
7.外国人(アジア人)との付き合い方を学ぶことができる。
8.多文化社会に住むことで、いろいろナ文化の良いところ・悪いところが理解できるチャンスがある。日本の文化を客観的に見ることができるようになる。
― マレーシアでインタビュー ―
学術的調査活動中のインタビューより
● 女子大学生:日本で彼女はネイティブ英語に対するコンプレックスを持っていたと言う。
特に帰国子女の英語に。彼女はマレーシアで英語を学び、英語を話すことに慣れたことで、「使える英語」の意味を理解することができたと言う。マレーシア人は間違えを気にしないで英語を話しているので、自分も間違えを気にしないで英語を使うことができた。発音やアクセントではなく、自分の言いたいことを伝えることに集中できた。
● 女子会社員:マレーシア人はとてもフレンドリー。
自分の「つたない英語」にも付き合ってくれる。ネイティブと違うのであまり早くしゃべらない。英語のレベルが近いので会話が続く。話しやすい。マレーシア人は同じアジア人などで一緒にいて安心できる。アメリカだとアジア人が少ないので不安だと思っていました。文化が近いので安心。楽しい文化。明るい。同じ第二言語で英語を使うので難しさを分かってくれる。会話の時にゆっくり待っていてくれる。焦らせない。 主婦:いろいろな英語に出会える。発音ではなく「相手に伝える英語」の意味を理解できる。普段から英語で話すので英語を使うことに慣れる。話す機会が増えた。楽しく英語が学べる。
● 男子学生:英語のレベルがあまり高くないので喋りやすい。
友達も増える。日本・日本人に興味があるので友達を作りやすい。いろいろな文化を体験できる。いろいろな食事、料理にもトライできる。
Kenji Kaneko (学術的研究者)